女性の口元
2018.01.03 この記事は約355秒で読めます。

ヘルペスの潜伏期間について

ヘルペスは口の周りにできるものが一般的に知られていますが、口の周りだけでなく性器にできるケースもあります。
ウイルスには1型と2型の2種類がありますが、1型は口の周りなどの上半身に症状が現れることが多く、2型は性器や下肢などの下半身に症状が現れる傾向にあります。

ヘルペスの病原体である単純ヘルペスウイルスは、感染力が強く一度かかってしまうと体内から完全に消滅することはできません。
症状が治まっても神経節に潜伏し、免疫力の低下した際などに再発を繰り返してしまいます。
そのため早期発見で適切な治療を行い、症状を悪化させないことが大切です。
再発を繰り返す場合は、その兆候を自覚しやすくなりますので再発の兆しが現れたらすぐに病院を受診するようにしましょう。

口唇ヘルペスは3~7日の潜伏期間を経て発症します。
初期症状として、口の周りにヒリヒリとした感じやピリピリとした不快感を感じます。
口の周りの違和感を感じて数時間から数日後には、赤みや水ぶくれの症状が見られます。
水ぶくれはかゆみや痛みをともない、やがては破れてかさぶたとなり2週間程度で症状は治まります。

口唇ヘルペスの初感染の場合は、大きめの水ぶくれが数か所できたり、発熱したり、顎の下のリンパが腫れたりすることもあります。
再発の場合は、その症状を察知できることも多くなり症状も軽く済む場合が多いです。

性器ヘルペスの原因は、ほとんどが性行為による感染です。
感染してから2~12日の潜伏期間を経て発症します。性器やおしりの周辺に赤いブツブツや水ぶくれの症状が見られます。
初感染の場合は症状が重くなることが多く、強い痛みや発熱が見られることもあります。適切な治療を受ければ1週間ほどで症状は治まります。

近年は性行為の低年齢化が進み、若年層での発症が増える傾向にあります。
また、女性の患者が男性より多く、特に20代の女性に多く見られるとされています。
性器ヘルペスも再発を繰り返す傾向にありますが、初感染の時に比べて症状が軽く済む場合が多いため症状を見逃してしまい、感染を広げてしまっていることもあります。

ヘルペスは潜伏期間中に感染することが多い

口唇ヘルペスは、10人に1人はかかったことのある馴染みのある病気です。
疲れやストレスが溜まると体の免疫力が低下し、唇の周りに赤みの症状が見られたり水ぶくれができたりします。かゆみや痛みがあるのが特徴です。

また症状に気づかないでヘルペスウイルスに感染している人も多く、年齢が上がるとともに感染率も高くなるという報告があります。
60歳以上になると約半数の人が感染していますが、なかには症状が出ていても気づかない人もいるようです。
このように、自分の症状に気づかなかったり、症状が出る前の潜伏期間にヘルペスウイルスは他の人へと感染する場合が多く見られます。

口唇ヘルペスの病原体は、単純ヘルペスウイルスです。このウイルスは、人間同士の接触で感染していきます。
唇や口の周りに水ぶくれなどの症状が出ていたり、症状が出る前の潜伏期間にキスや頬ずりをするとうつってしまう可能性が高くなります。
夫婦やパートナー、親子などの親しい間柄での感染がよく見られます。

健康な状態であればウイルスは侵入しにくいため簡単には感染しませんが、傷があったり、アトピーや湿疹など肌のトラブルを抱えた状態で接触すると感染しやすくなります。
また、性器や口など粘膜の部分に触れてしまうとウイルスが侵入することがあります。
単純ヘルペスウイルスの感染力は強いため、接触以外にもコップやタオルなどを介して感染してしまう場合も見られます。

特に、乳幼児への感染は注意をしなくてはなりません。
ヘルペスウイルスに初めて感染した場合には症状が出ないケースも多く、気づかないうちに乳幼児への頬ずりやキスでうつしてしまっていることもあるからです。
乳幼児ヘルペスは、母子感染することが多く、生後間もなく発熱や黄だん、呼吸障害などの症状が現れます。
重い後遺症が残ったり生命に危険が及ぶ場合もあるので注意が必要です。